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“名バイプレーヤー” 木下ほうかが重宝される理由

 イヤミな役をやらせたら天下一品。不倫をする妻とその相手を追い詰める夫役を演じた14年のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(CX系)や部下をいびる馬場課長役で出演のバラエティ番組『痛快TV スカッとジャパン』(CX系)がきっかけでブレイクした木下ほうかが、映画・ドラマにひっぱりだこだ。


 10月だけで『木屋町DARUMA』(3日公開)、『野良犬はダンスを踊る』(10日公開)の2作の出演映画が公開。ドラマは現在、『下町ロケット』(TBS系)に、さらに11月20日に放送の『金曜ロードSHOW! 特別ドラマ企画「視覚探偵・日暮旅人」』(NTV系)にも出演する。

 現在51歳。ドラマ、映画に欠かすことのできない名バイプレーヤーとなっている木下は、元々、吉本新喜劇の出身。新喜劇では芽が出ずに退団、Vシネマなどで役名のない役を経て、ブレイクを果たした苦労人でもある。上智大学文学部新聞学科教授の碓井広義氏は、「物語を作っていく上で主人公の葛藤の種、つまり壁として、いい脇役は必要」と脇役の重要性を語った上で、「ほうかさんはドラマ『昼顔』で見せたような日常生活の小さなとげ、巨悪ではない目立たない悪を演じさせたら秀逸。悪目立ちをしないで、存在感を示す。物語を動かしていく上での梃子として、彼を起用したがるのが分かる」と話す。

 一見目立たないように見えて、発する強烈な存在感。今後も多くの作品で活躍していくことだろう。

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